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和太鼓には、以前から興味があり、平太鼓や締太鼓、チャンチキといった和楽器は、バンドとしても大いに活用してきた。
しかし、和太鼓独特の残響音が、ビートを刻むのにはどうしてもしまりがなく、そのうちスルード(南米のパーカッション)やチャンゴ(朝鮮のパーカッション)を用いたり、あげくのはて、たどり着いたのはきわめて合理的に配置された西洋のドラムであった。
特に、大きな舞台で迫力あるサウンドを求めるときには、ドラムセットは、その長所が遺憾なく発揮され、今ではなかなか手放しがたい。
しかし、今回、あすか組の舞台を見て、和太鼓の持つ力を再認識した。
とともに、我が一座の在り方をもう一度問い直そうとも思った。
けもののような本能的な掛け声。
足の先から頭のてっぺんまでがひとつのバチとなって、太鼓に挑む。
その勢いに絶え切れなくなったバチが、突然折れた。
今度は舞う。
いかにも陽気に、いかにも楽しげに。
こちらもいい気分になって、両足がリズムを刻んでいる。
どんな大きな雄牛から剥いだのだろうかと思われる満月の様な太鼓。
そして、一人の男の戦いが始まった。
"Dance with Wolves"映画の1シーンが、不思議にも、重なって見えた。
久しぶりに、かっこいい男たちを見た。
イチローもキムタクもかっこいいけど、この日はこの若者たちに軍配を挙げた。
さあ、次は俺の番だ!
by くりんと
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