Life in the wood
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  スバル・アウトバック  


最低地上高20cmがアウトバックの魅力


20年来のL.L.Bean愛好者として冥利です

 

正直、三菱パジェロ(H5年製ショートワゴン)に勝る車はない。
できれば、今後も乗り続けたい車だが、走行距離20万キロになって、10年目の車検を越したあたりから、あちこちと修理代が10万円単位でかさむようになってきた。
おりしも、新聞紙上は三菱車に風当たりがきつく、「パジェロ炎上」を書き立てる。
それでなくても、わがディーデル車は、黒煙をはきながら坂道を登り、環境にはすこぶる後ろめたい。
いよいよ決断を迫られることとなった私は、ディーラーを巡ることとなる。

後継車も、同じく4WD車でと思ったが、例えばトヨタのプラドーでガソリン車となると、実質燃費は6〜7km/ℓと聞く。
このご時世、ディーゼル車は肩身が狭いし、ハイブリッドの時代にこの燃費ではと、プラドー案は消える。
燃費重視で、4WD車となると、最後まで迷ったのが、日産のエックストレイルとスバルのフォレスター。
オフロードでけっこう重要なのが、4WDあることより、むしろ最低地上高の数値である。
20cmをクリアしているかどうかが、1つの基準となる。
対向する上記2車種をずっと見比べてきたが、いずれも決め手なく2ヶ月間が過ぎる。
その間、ついにパジェロのブレーキパッドが脱落し、修理すれば?万円とか。
もはや、一刻の猶予もない。

9月下旬の週末、再びスバルに足を運ぶ。
当初、レガシー・ツーリングワゴンには、あまり興味がなかったが(最低地上高が15cm)、アウトバックの存在を知る。
アウトバックは、外見上レガシーとそんなに違いがなく、オーバーフェンダーがあるくらい。
レガシーの走行性やスタイルの良さは、ツーリングワゴン車において、今のところ一人勝ちらしいが、それに加え、最低地上高が20cmというのがうれしい。
エンジンは、レガシーの2.0/3.0ℓに対して、アウトバックは2.5/3.0ℓ。
あと、外見的なことだが、シルバーのツートンカラー(ブリリアントシルバー・メタリック/グラナイトグレー・オパール)が、けっこう気に入っている。
かつてあこがれたレオーネ・ツーリングワゴン(“RV車”なんていう言葉さえなかった20数年前、唯一の4WDワゴン車だった)が、今ここに、レガシー・アウトバックとなって 、私の夢かなう。


20万km、おつかれさん