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野鳥一期一会

 
         
         

フルーツが大好きなヒヨドリ 

スズメ目ヒヨドリ科

馬見丘陵公園(2010.2.19.)

 私の住まい周辺でも、年中見かけることができいい天気の早朝には「ピ〜ヨ、ピ〜ヨ」「ヒィ〜ッ、ヒィ〜ッ」と、甲高く騒がしい。バードフィーダーにメジロを寄せようとミカンを置けば、目ざとく真っ先にヒヨドリがやってくる。そうなると体格差で負けるメジロは寄りつかなくなる。サクラの花が咲けば、あの鳴き声で大運動会。さらに、わが家のブルーべリーの木になる実や花も大好物。家庭菜園で毎年トマトを栽培しているが、こちらも絶妙のタイミングでやってきて、ぼちぼち色づいてきたかなと思った矢先に、突かれている。私以上に、トマトの成長を見守っているようだ。とにかく甘いものやフルーツに目がない。と、人間に対しての数々の悪行を書き連ねたが、私の父などは敵意をこめて「ガッチョ」と呼んでいる。方言かな、語源はよく分からない。
 深い波形を描いた飛行シルエットも、この鳥の特徴である。元来、山林にすむ鳥で、都市に現れてはニュースになることもあったらしいが、近年は決して珍しい野鳥ではなくなってきた。農村地と共存してきたスズメは、私が住む新興住宅地ではあまり見かけない。田んぼから遠いところに、気密性の高い住居が普及していることもその理由の一端だろう。一方、ヒヨドリはこうした市街地に対して、柔軟な適応能力をもっているのかもしれない。

  スズメとハトの中間の大きさで、野鳥を観察する際の大きさの指標となる。
 全国に分布し繁殖する。